ぽつぽつつぶやこうかな、と。
毎日の出来事とは、記憶に残らないものです。
おとといの何時になにをしていたか、
昨日寝る前になにをしていたか、
1年前、自分がどこにいてなにを思っていたのか、
どれも、確かに過ごしてきた日々なのに、思い出しにくいものです。
「がんばれ！消えるな！！色素薄子さん」は、
薄子や、雲子、画子、画太、薫さん、
それぞれの描く日記みたいなものです。
どれも平凡で、時間が過ぎれば忘れてしまいそうな、毎日たち。
でも、その時間は確かにあった。
それを、私は、キャラクターに変わり、ちょちょいと描いたにすぎません。
そのキャラクターたちも、漫画用に若干色をのせてありますが、
端から見たら、私たちの周りにいる人々となにも変わらないです。
みんな毎日を生きる、誰かの子供。
1巻を読んで、昔の日記を読むような、
知らない誰かの日常に対する懐かしさと、
読み終わったときの、確かにある日常に対する想いと、
やがて来るであろう明日という日常に対する期待を、
みんながもってくれたら…と思っております。
やっぱりとりとめもないですが、伝わるかな…！
漫画を描いていると、やっぱり良いな、楽しいな、って思います。
つたないですが、2巻も頑張りますので、よろしくお願いいたします！
ちなみに1巻は、編集部の方から聞いた話だと、品薄状態が続いているようで…ありがとうございます、本当にありがとうございます！8月上旬あたりには在庫状況も戻ってくるかな？どうかな？
「がんばれ！消えるな！！色素薄子さん」1巻を読み終わって、
誰かにこの漫画を教えたいな！と思った方は、
ぜひぜひ周りの人に教えてみてくださいっ。
ＢＯＯＫＯ●Ｆに流しても良いですよ！作家がこんなコトいうのもアレですが。
たくさんの人が、たくさん手にとってくれたらなあと思います。